その風が

追い風になりますよに。
大吾日誌の中のその一文が、突き刺さった。

一応少しだけ自己紹介を。
丈くんを好きになって、まだ1年と少しのド新規。
ただオタク歴自体は10年と少しくらいかな。
もともとは錦戸亮ちゃんが好きで、そこから関西Jr.を好きになって。9年前から、彼が辞めるまでは、薫太担。
薫太くんが辞めて、ジャニーズWESTがデビューしてから、なんとなく燃え尽きてしまってしばらく関西Jr.から離れてて。久しぶりに見てみようかなって思って見た2016年の少クラin大阪で出戻り。でもって丈くんに落ちた。
そんなこんなで担降りしてから1年と少し。

薫太くんのことはまた後日書き殴ろうと思います。

さて今日は2004年組の入所日ですね。
14周年かあ…長いよね。Jr.なのはもう丈くんだけ。
同期も神ちゃんだけ。
いつだって入所日はおめでとうと言ってきたけど(主に7月13日)、この日を祝うことって正しいんだろうかって実は思ったりもしていて。
おめでとうというよりありがとう、なのかな。
入所してくれて、ここまで続けてくれて、毎年この日を祝わせてくれて。ありがとう、かな。どちらかと言えば。

この1年と少し、丈くんを見てきて。
お笑いが好きなのは本当だと思うし、だから面白いこともたくさん言えるんだろう。
ただ、彼はメンタルがあんまり強くない、というか正直弱い。そのくせ悩みはほとんど外に出さないし多分誰にも相談しない。だから追いかけられる夢とか見るんだと思う。
そういうところを見ていると、彼にとってお笑いをやることは、面白キャラでいることは、そんな自分を隠す鎧で、守る盾なんじゃないかなあって思う。
だけど別に、それが悪いことだとは思わないし、逃げではないと思う。彼が14年かけて築いてきたもので、自分で見つけた居場所、立ち位置。
その根っこには多分、横山くんへの憧れがある。
強がることが、弱さを見せないことが、多分美学なんだ、彼にとって。
それを否定したくないし、否定するつもりもない。
心配にはなるけど、きっとそれも無駄なんだろう。
丈くんが笑わせてくれるから笑うし、丈くんが泣けるなら一緒に泣く。丈くんがついてきてって言ってくれるから、ついていく。それで十分なんだと思う。

2月8日のカーテンコール、バースデーサプライズで涙を流した彼の姿に、すごく驚いた。し、その隣に大橋くんが居て良かったと心底思った。
大橋くんはいい意味で何も考えてないと思う。
生きてて楽しいって言える彼は本当にすごい。
本当に丈くんとは真逆で。考えすぎてしまう彼の悩みとかそういうのは、大橋くんが全部あっはっは！って笑い飛ばしてくれるんだろうなって。
丈くんが泣いちゃって、ファンも泣いて、丈くんの真面目な挨拶があって、しみじみした会場に、大橋くんのあっはっは！って笑い声が響き渡って。そしたら皆笑顔になった。それって才能だと思う。
多分丈くんも、大橋くんの隣だったから泣けたんだろう。もうとっくにビジネスシンメなんかじゃないね。
支え合って高め合って、まだまだ上へ。

丈くんの日誌に、毎日がはじめてのおつかいでしたって書いてあって、そうだよねって。
そんな8歳になったばかりだったちっちゃい男の子が、14年後に外部のミュージカルで主演して、5都市回ってて。14年…ここまで長かったよね。
這い上がってきたって言ってた、その言葉通りなんだと思う。
這い上がってきた。…ここまで這い上がってこれた。
今。今やっと。風が吹いてる。
どうだろう、丈くんに風の声は聞こえてるのかな。

その風が追い風に、きっとなるだろうと信じて。
風は気まぐれで、風向きなんてすぐ変わるだろう。
そういう世界だから尚更。
だけど、追い風が吹けば、それに乗ることができれば。
まだまだ上へ、遠くへ。いけるところまで。
ついてきてって言ってくれるなら、どんなに速くてもついていくから。
振り返らないで進んでほしい。

丈くん入所14周年、ありがとう！！！